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厚木にある土建屋さんの社長のプライベートな日々
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本当に痛ましい自然の事故なのですが・・
こんな事がありました。
北海道の暴風雪 死者8人に
これ、案外地元の方にとっては、数年に一度の明日はわが身の災害なんです。


中標津町は、僕の実家の隣町です。
だいたい実家がある標津町より、中標津町の方が栄えているので、買い物も何をするでも、ほとんどの場合は中標津に行くのが、羅臼、別海、標津の町民なんですよね。

それで、以外と知られていないのが、結構、道東の割には雪が多い地区なんです。
吹き溜まりや、ホワイトアウトなどで、地元民でさえ前後を失い雪に突っ込み命を落とすんです。
本当に意外かも知れません。
ネット上でも、「そんな馬鹿な?」が一般論です。
でも、僕はやっぱり分るんですよね・・

まず、身動き取れない車から、なぜ出るのか?
これは、車内に残っているとエンジンがかけられないから、そのまま凍死したりするのもあるんですよ。
エンジンをかけられない理由は、記事にもありますが、排ガスで一酸化炭素中毒になるからなんです。
一度車が止まってしまうと、どんどん雪にその車が埋もれてしまいます。
こんな感じです。

これはある程度掘り出している段階ですが、車そのものがスッポリと雪に埋まってしまいます。
だから、車から出ろ!と教わってるんです。
でも、歩かないと、やっぱり凍死ですから、近くの民家などを求めたり、通行車両を探したり、とにかく歩くわけですね。

家族で亡くなった方もいて、周りには、こんな事ありえんの?と聞かれたりもしたんです。
でも、やっぱり有り得ますよね、おそらく分る方には分るのですが。
ホワイトアウトもそう。
言葉では、足元すら分んなくなるよ、と言ってもなってみないと理解できないと思います。
これで、本州でもスキー場内で遭難とかあるじゃないですか?
やっぱりこれなんです。
そのときは、本当にパニックになり、とんでもない方に行ったりして、結局ドツボにはまってしまうんですよね。

自然というのは、とにかく手に負えない。
だから、自分達という人間は生かされてるんだなあ、っていつも思いますし、それを忘れたくないからアウトドアスポーツも僕は好きなんでしょう。
自然はちゃんと向き合っていれば、恵みもあります。
でも、こういう人間程度には御せ無い偉大なものでもある訳です。

いつも有り難い、この自然。
触れていると温かみを感じますが、反面もあったりでいつでもそのままそこに在るのですね。

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プロフィール
HN:
osanai
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/01/06
職業:
自営
趣味:
いろいろ
自己紹介:
お仕事とは別のプライベートな事、思った事、感じた事をツラツラっと書いていきます。
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