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厚木にある土建屋さんの社長のプライベートな日々
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またまた、かなり更新せず・・
忙しいはいい訳だ!なんて社員にもハッパかけているのに、しょうがないですよね。
申し訳ありません。

さてさて、本題ですが。
当社(西進開発)ですが、決算月は9末です。
それで決算をもちろんした訳ですが・・・
いわゆる6期ってやつで、今は7期になりました!

それで結果ですが・・
売上533,000千円(昨年比140,000千円増!)
税引き後利益は・・ゴニョゴニョですが(笑)
それでも、本当に応援して頂いている皆様には、頭を垂れるだけです。
この場で感謝いたします。ありがとうございました!!!

売上、とうとう5億という壁を超えました!!!
オーナー企業っていう、いわゆる起業した初代の会社というのは、節目節目に壁があると言います。
売上でいうと、3億、5億、7億、10億、15億、20億、30億・・・・
年月でいうと、5年、10年、20年・・・・
年月でみると、非常に結果はよりシビアです。
生存率では、5年生存率15%、10年生存率6.3%、20年後はわずか0.3%!!!
なんかの病気の生存率では無いですよ。
起業して頑張って、家族とか自分の何かを犠牲にしながら、汗と鼻水たらしながら頑張っている社長さん達の会社達が、こんな生存率です。
これを知った時は、愕然としました。
でも、有難い事に、当社は5億、5年を超え次のステージを目指しています。

頭に貼った、アベノミクス三本の矢。
今はこれにより、建設業界は今までに無く騒々しいです(笑)
でも、以前の「コンクリートから人へ」の政策により、公共事業はピークから6割~7割減になる間にすごく疲弊したと思います。
今実感としては、わずか3~5%(たぶんそんなもんでしょ)の違いで、今度は労務、部材の高騰で利益が出ない、そんな逆ザヤ現象ですよ、コレ。
でも、今期7期目。
自分の中で、売上6億、税引き後経常15,000千円目指しています。

実は、起業時に畏れ多くも「10年10億」なんて目標を立て、今でも口に出しています。
ここ神奈川の田舎である厚木で、10億円企業なんていうと、トップ50以内でしょう。
建設ではへたすりゃトップ5に入るかどうかまでかと思います。トップ10は確実でしょう。
今思うと、良くそんな事言えたな・・と(笑)
でも!
それが言えたから、今がある。
それを馬鹿にせず聞いてくれた方達や、一緒にいる従業員がいるので出来た事、本当幸運だらけだと思います。

まだ今年は残っています。
やり残したことも残っています。
決して先送りせず、今年までの事は今年に終わらせ、来年はもっと周りの皆さんの力になれる様に会社もそしてその中の自分も頑張りたいです!
お世話になっている皆様、まだまだよろしくお願いします!!!
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一関高専はこんな学校です。
P6210352.JPGP6210353.JPG





校舎は建て替えが完了して、非常に新しいきれいな校舎です。

菅野先生と話をしましたのは、高専は就職先が多く、売り手市場だったとの事。
その事にあぐらをかいて、最近は大学生との競合に対し、なかなか就活も厳しくなっているそうです。
ましてや、中退者なんていうと、毎年数人は学校を去っていくのですが、その先分かっているのは本当に1人、2人との事で、菅野先生はその事に対し以前から非常に深い関心を持っておられたと言っています。
ただ、以前は副校長という要職に就いていた事もあり、なかなかそこまで手が回らなった事、更には今は就職支援担当という職をもらい、学生に対しいろいろとやっていきたいとも言ってました。

高専生は、大学生に比べ、社会性がないのが特徴らしく、それについては僕も感じていました。
大学ほど、オープンスタイルでも無く、結構閉ざされた空間である事と、やはり授業が主体ですから、なかなかサークル、部活などに対する時間が削られる事もあるのでしょう。
でも、そういう社会的な事に力を入れている学生ほど、授業について行くのが難しくなり、人間が良い子が辞めていくの目の当たりにし、菅野先生も辛い思いをしていた事も言ってました。

僕自身の経験も、隠さずお話をさせて頂いて、すごく良い情報交換ができました。
先生の熱意にも感謝です。


今は、就職者向けの資料の整備に取り掛からさせてもらっています。
来週くらいには出来あがり、一関高専の菅野先生へ送付出来ると思ってます。
先生、待っていて下さい!!

帰りは事故で通行止め区間もあり、帰りは死にそうでした(笑)
P6210355.JPG




岩手県一関市にある、一関高専へ行ってきました。
岩手と言いましても、宮城県の県境をちょっと越えたところにある町です。

今回、何しに行ったかと言うと、高専へ求人を出すための相談をしに行ってきたのです。
なぜ、わざわざ出向いたのか。
それは、ある思惑があったからなんです。

僕は北海道出身というのは過去に書いた通りですが、地元の中学校を卒業後、1校目(汗)は釧路高専の建築学科だったのです!
そこで、1年後には学校を辞めるように諭されて辞める様になってしまうのですが・・(笑)
まったくお恥ずかしい話なのです。
そこで、中退後、たまたまTVにも良く出ていた北星学園余市高校という所に行き、卒業する訳ですが。

高専というのは5年制の国立の学校です。別に、少数ですが、私立・公立がありますが。
学科は工業系に特化しており、国立高専は国内に51校しかありません。
ですので、非常にレベルが高いのに、マイナーな存在です。
ちなみに、関東には少なくて、僕が住んでいる神奈川ではありません。
近くでは沼津高専がありますね・・

それはさて置き、今回の求人は、5年生向けではなくて、中退者に向け求人を出したいのだが、どうしたら良いのか分からなく、たまたまアポが取れ、話を聞いてくれると言ってくれた先生だったのです。
高専は5年を卒業するのは約8割。
残りは留年、退学を選びます。
入学時に40人いて、ストレートで卒業するのは、ザックリと32人くらい・・
他の学科(クラス)もありますから、年間学年では、毎年数人辞めていく学生がいるのです。
もちろん、僕もその一人なんですね。
そこで経験した事は、非常に胸に刻まれています。
当たり前ですが、3年経ていれば高卒ですが、そうでなければ中卒です。
高専に入る頭がありながら、卒業出来なければ、非常にみじめな人生体験をすることになります。

たまたま、僕の場合は別な高校を卒業できたし、なんだかんだで今はやりがいを持って生きています。
そんな人間は稀なのです。
知りあいの高専中退者は漁師でした。
北海道では、中卒で就ける仕事なんて決まっているのです。

その気持ちと体験から、毎年出る中退者を当社でなんとか雇用できないか。
そう思ったのが始まりです。
ただ、パイプが無いので、非常に困りました。
その中でたまたま話を聞いてくれる事になったのが、一関高専の菅野先生だったのです。

おかげさまで忙しいので、非常に嬉しいながらも、こういう時代なのかいろいろ考えさせられる出来事が多いです。
その中で、ふと思った事を書いちゃおうかな・・と。

何を思ったのかと言うと、お金の存在と人間関係なんです。
昔から言われてる事ですが、『不幸なお金持ちと、貧乏な幸せ者』
どっちが本当に幸せなのかという事です。
こんな逸話もあります。メキシコ人漁師とアメリカ人旅行者の話です。
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は 「そんなに長い時間じゃないよ」 と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」 と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」 と旅行者が聞くと、漁師は、 「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。 「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。 その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。 
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、 ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、 「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

要するに、必死にお金を稼いで得るものはこのメキシコ人漁師の日常だったという、お話なんですけどね。

いろんな話を聞いてへこんだと言う理由は、お金を追い求めて野望全開で人をあまり信用しない人が周りにやっぱり数人いて、その方達のやり方は今こういう時代にマッチしているのか、儲かっています。
それで僕達の周りにいる経営者は、そういうのを目の当たりにして、やっぱりそういうのも必要なのか・・と、感じちゃう事についてなんです。

村上ファンドが儲けて何が悪いと言っていましたが、僕とか、周りにいる素晴らしい先輩や後輩、友達はそうは思ってません。
悪銭身に付かず、じゃありませんがそんなお金に意味なんか無いと思います。
経営者は非常に孤高でいて孤独な存在です。だから、社長同志だといろんな話をします。
逆にいうと、そういう中でも信じあえる仲間というのは、かけがいの無いものだと感じているんですよね。

語弊が無い様に言うと、社内や社外には方便も必要です。もちろん、その数倍我慢もするんですが!
じゃないと裸の王様になってしまうからです。

僕は、今目の前にいる素晴らしい人達が僕の生きている結果だと思っています。間違いもあったはずだけど、結局それをちゃんと修正してきたんだなあ、なんて。
それがもし、つまらない人達だったら・・?
そういう人生を送ってきた、自分の人生の結果なのでしょうね。
今朝、こんな記事を目にしました。
落札業者「最低価格高過ぎ」差額返還するも県が断る
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011012
890140337.html

なるほど、これを普通に目にした方は何で県はそのようなことを断ったのか?
返還するって言ってるんだから、もらったらいいでしょ?となりますよね。

まずは、公共工事のカラクリなのですが・・
発注時には2パターンあります。
予定価格が非公表、予定価格が公表だが最低制限価格または率は非公表、と大きくこんな感じです。
どちらにしても、談合ではない地区で施工する気がある業者が数社あれば最低価格付近の入札になります。
その場合、数円差で決まる場合もあればくじなどもあります。
そもそも、くじってのもおかしな話なのですが、公平を期すためにそうしているのでしょう。

そして、見積りは積算というのですが、単価や施工費はほとんどの場合決まっているのです!
現場の条件、場所、時期は様々なはずなのに。おかしいですよね。
ですがそのため、施工費は最も条件が良い場合を参考に算出しています。
出所は国交省ではなくその調査を担当する財団法人です。
国交省は対象工事として施工費単価調査の名目に賃金台帳まで下請けの末端まで出させます。
なので、ほぼ施工費はそのままだと鼻血も出ない単価です・・
ですので、いろんな経費があってそこが3~4割を占めます。
そこが現場や自治体、場所、条件によって変動するところです。

そういう前提があるので、更に制限価格なんていうと、昔ほど儲からないということ以前になんとか頭をひねって利益を出さなければ・・という場合がほとんどなんです。
真面目にやっていればやっているほど、そうでしょう。

だって、仕事がないときの固定費だってその獲得した工事から出るんですから!
地方で特に公共工事しか無い、出来ない(民間工事が無い)所の施工屋さんは大変ですよね。
そこで悪い業者がいて、名義やいろんな事をひん曲げて固定費を削減しようとしている訳なんです。
また、そんなズルや虚偽行為をしている会社ほど、儲かるのですから経審の評価も良いし、仕事も取るんです。
まさに悪貨が良貨を駆逐するですよ。
そんなのを本当に目の当たりにします。

この岐阜の会社が本当に施工費を圧縮した本当の理由はわかりません。どんな会社かも。
おそらく、話題作りでしょうか?
普通の経営者なら、もし儲かった分は留保したり、機械を購入などの設備投資をしたりするでしょう。
だって、来年も今のように獲得できるか、今年くらい仕事量が発注されるのか、ものすごく不安なのですから。

意図が分りませんでしたが、儲かっているなら従業員や、下請けさんに余計に払ってみてはどうなんでしょうか?
その方がよっぽど地域貢献と感じましたね。
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プロフィール
HN:
osanai
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/01/06
職業:
自営
趣味:
いろいろ
自己紹介:
お仕事とは別のプライベートな事、思った事、感じた事をツラツラっと書いていきます。
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