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厚木にある土建屋さんの社長のプライベートな日々
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先日は、経済全体の先行きについて考えてみたのですが、今回は、みんながもう駄目だ・・と思っている国の予算について見てみたいと思います。

まずは、ここ!
『本当の予算は一般会計ではなく、特別会計を含めた総額』
これ大事ですね~
っていうのも、こんな感じです。
2011年の一般会計92兆円、それを含めた総額は400兆円(うち払いは384兆円)です。
この財務省の広報を見れば一発です。(pdf)

それで、問題点はやっぱり社会保障なんです。
年金、保険、生活保護含めたすべての社会保障費の総額は・・
400兆円のうち86.1兆円!!!
ってか、上に書いてますが、一般会計の収入が92兆です。
その中には国債という借金が44兆円なんですよ。
すると、単純に一般会計に近い金額が年金・生保に使われている現実。
皆さんはどう思いますか??

平成24年度予算のポイント
(pdf)、これにも書いてますが、一般会計の中の社会保障の割合はなんと51%(P7)!

すると、ある事が解るんです。
社会保障を維持するために国債を発行しまくっている、日本!!
マネーサプライがどうの、デフレがどうの、関係無かったんです、官僚や日銀の頭の中は。
いろいろ言われていますし、一概に無くせという訳にもいかない部分ではありますが、すでに破たんしているのはもう確かで、今後は払うか止めるかの一択になる日も近いかも知れません。

だったら、やっぱり今のうちに半分近くまで削減するのがベターなのか・・?
すると、生活できない老人の方たちも出てくるのですね。
逆に月に夫婦で30万以上の年金をもらっている世帯もいます。おもに公務員だった夫婦ですが。
もうね、年金格差ですよね。

逆にですが、これは国でやらないとね!っていう部分を書いておくと・・
防衛費4.7兆円(5%)特別会計の内だと1%ちょっと!!
公共事業費4.9兆円(5%)まあ、上と一緒で総額の内の1%です。
ちなみに公共事業費は24年度予算では4.5兆円と0.4兆円減らされています。
でもって、0.4兆円は4,000億ですよ!でかいですよー

収入、支出のバランスが国債、社保厚生でおかしくなっているんです。
この現実。
無くす訳にも行かない、でも減らさなければ無くなる。すごく難しいです。
震災復興もある、原発の処理もある。
どこまで難しい舵取りが必要なのでしょうか?
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早いもので、年始からすでに2週間です。
ちょっと、仕事は始めのバタバタが落ち着いたので、過去のデーターから振り返り、ちょっと経済を考えてみたいと思います。
ちなみに僕の独り言として、サラッと読み流し程度でお願いします(笑)

まずこれ。
本当に日本は不景気なのか!?
ってか、実は今の日本って、あの史上最大の好景気『バブル』よりもGDPという、1年に国内での経済活動の指標が上なんですよね。
[世] 日本の実質GDPの推移(1980~2011年)
*クリックすると、日本の経済統計というHPに飛びます。
90年の447兆円から、2010年の537兆円まで1.2倍!!
えっ?てなもんですよね。

問題はみんながそれを感じていない事がありますよね。
もちろん、僕も感じていなく、今後の不安は消費税増税も相まって増大中です。

これは、政治なのか、経済のいわゆる見えない神の手なのか・・?
ただ、他の指標でみると、月収者の平均給与がここ10年だけでも50万も下がっているのです!
これは驚きですよね。
このギャップ。完全にデフレスパイラルのアリ地獄ですよ。
そのお金は企業の内部留保(貯金)と、みんなの将来の備えのための預金で銀行内の内部留保は積みまくりなのです。

以前も書きましたが、どちらも結局は人間が運営してるもの。
経営者の判断なのですから、皆さんが不安を持っている通り、トップ企業の経営者も不安が我々以上にあるのでしょうね・・
上がらない株価=評価損の計上=会社の価値の低下
全うにやっていても、上場企業という、株を公開している企業は不景気ってだけでも価値が下がっていくのですから、気が気じゃある訳が無い!
もちろん、公開していますから、資産も公開してます。
評価損を内部留保で消していくしかないので、人件費を抑えたりするわけですよね、赤字決算をしないために。
難しいです。

銀行も、この様な中では、自分たちが貸したい様な優良企業は内部留保を高めたり、むしろ負債を消したいから資金需要はないですよね。
でも、貸さないと自分たちの給料が出ないので、なんとか貸し出しを増やしたい。
更には、それが難しいから一生懸命国債を買っておくと。
ある統計では、デフレからインフレに転換されるだけで、結構国内銀行が飛んでしまうくらい買っているらしいです。
なので・・
もうお分かりですよね。

国は、インフレ転換できないんです!
しただけで、金融機関と国の財政はアップアップ。
すると、国債が発行できない(消費されない)ので、予算すら立たない状況が丸見えです。
その中で更に支払い利息が急激に増える(相対的に銀行保有の国債の価値がダウン)のですから、政策としてやれる訳はないんですよね・・

それでどうするのか?
まずは手始めに消費税増税ですよね。これはすでに規定路線ですよ。
あとはもう法改正して、銀行のもっている国債を日銀が買うしか無いんじゃないかな、って素人考えで思うんです。
いろいろ、問題を含んではいるんですが。

そうそう。
今年の経済ですよね。
足元では、あまりいい事では無いのですが、大震災後の特需で↑向きだと思います。
ただ、一瞬の事だし、限られた業界だったり、業者だったりでしょう。
それも2,3年のことなのかな・・?
神奈川の自分達には、影響はあまりないような気がしますが・・
むしろ悪い影響かも。

でも、経済ってスクラップ&ビルドって言うけど、大震災でもそうですよね。
すると、日本経済も一度スクラップが必要なのか?
考えるだけでも、怖い現実ですね。
すると、やっぱコツコツやるしか無い!でも、それを企業人皆さんが行うと、やはりデフレになるんですよね。
なんて難しいのか!

またいろいろ考えさせられる1年になりそうです。
明けましておめでとうございます。
これを見て頂いている皆さまには、本年もよろしくお願いいたします。


さて、今日は仕事始めで安全祈願などしてきました。
これから、3月末の年度末までは、地獄の忙しさとなると思います。

お正月は、スキーやら、ゴルフやらでなんだか体が痛い年始です。

そんな中。
去年は釣りやら、仕事やらで急激に飛行機を使うことが増えました。
しかも、取引先の関係から、JALばっかです。
すると、いろいろな事がわかりまして。
ある一定以上の多頻度顧客を差別化するために、グローバルクラブなんてのがあったんです!
いわゆるマイルってのとは別に、飛行機に搭乗する回数かフライトマイル(FOPとJALは呼んでます)でクラスが段階的に分かれていて、上級になると、いろいろ優遇されるというものです。
代表的なものを挙げると、専用チェックインカウンターや、専用保安検査場(空いてる)、荷物が出てくるのが先だったり、空港内の専用ラウンジ(ほとんど場合飲食はタダ)等々です。

FOPが貯まると、JALカードを持っている顧客には案内を送ってきます。
基本的に料金が、カードの年会費以外かからないのと、一度取ると、カードを解約しない限り半永久的にグローバルクラブなんですね~

下の画像は僕の名前の横の赤い欄がJGCクリスタルってのになってます。
名前の真隣は、ワンワールドと言って、世界的なエアーラインのグループ内でのクラスです。
すでにサファイヤです。
このワンワールドのクラスも、JGCに入っている限りはサファイヤで変わりません。
jgc.png




最初は、こんなことも知らずに安いツアーで乗っていたのですが、知れば知るほど、いろいろ魅力があります。
要するに、空港内とか待ち時間とか、飛行機特有のストレスがかなり軽くなるんですね~
国際線では特にそうらしいです。

今年は、幸先良くJGCにもなったのでまさにグローバルにがんばりたいと思います!
会社はすでにお休みですが、僕自身はなんだかんだと居残り出社です。
やはり、年末はお付き合いも多いので、仕事と両輪で師匠も走りまくり状態なのです(笑)

今年一年はいろいろありました・・
地震があり、不況ありで。
もうね、来年以降はどうなるのか・・?さっぱり予測がつきません。
ただ解っている事は、個人も法人も格差社会に突入は間違いないでしょう。
以前の勝ち組負け組どころか、中流すら居なくなる社会です。
一部の突発した勝ち組み以下半分はまあなんとかというレベル。
残りの半分は死に体の様に、仕事も収入もなく、生きる事に全ての人たち。

それはイメージだと、昭和30年くらいの感じでしょうか。
今は、まだ持っているものもちゃんとしているので、物なんかいらないよ、って人が多数でしょう。
でも、じんわりと少しずつ生活レベルが下がります。

車、自宅はもう無理。
海外旅行?昔は行ったし、行けたけどなあ。
そんなレベルでしょうか?

そうならない様になんとかならないか?
難しいでしょう・・たぶん。

やっぱり、必要なのは政治屋さんではなく、国を引き上げる本当の泥まみれになる気力がある政治家が出てこなければなのでしょう。
戦後から昭和40年代までは、いろんな危機に立ち向かう政治家が絶対にいました。
先送りなんかしない。自分がなんとかする。
その気持ちです。
おそらく、当時の団塊の世代の方々が今の僕より若いくらいの年代の時。
猛然と生きていたと思います。

今の世代は・・どうでしょうね?
諦めばかりが先行している現代ですよね。
情報が発達し過ぎたのか?良く解りませんが。
とにかく、その気持ち、または家族、生きる気持ち。
地震や不況を通してまた日本人が目覚める原点の年になっていたら良いなと思います。
でも、それはあまりに苦い、これからはその副作用にも苦しむ数年、もしくは数十年になると思いますが。

僕自身は何も変わりません。
無駄に熱く。
諦めが悪く。
誠実に。
それだけを芯に据えてまた来年、どうなるか分からない社会にチャレンジしたいと思います。


このブログもちゃんと書くつもりですので、またよろしくです。
最近知ったのですが、こんなニュースが小さくありました。
台湾へ泳いで行くぞ 黒潮越えて若者6人 義捐金の感謝を伝える
端的に言えば、与那国島から台湾へ若いスイマーが海峡を横断して、義損金にお礼をしに行ったとの事です。

その真実を、後から知りました。
その内容はこちらのブログにありました。
詳しくはそちらをお読みください。

なんと!!なんです。
実は、台湾は人口2,300万人ほどの国なのですが、震災後の義捐金は世界最大の200億円!!も届けてくれたのです。

ここからが、えー・・ってなところなんですが・・・
時の菅総理は世界中の新聞にお礼広告を載せました。
しかし、中国に対し顔色を伺って、なんと最大の援助をしてくれた台湾にお礼広告を出さなかったのです。

ってか、どんだけ義理がないんだよっ!って話です。
日本人の世界に対する絶対的な美徳の、恥・義理・もったいないを日本人の最高権力者が捨て去った!
口もあんぐりですよ。

でも、本当に日本って捨てたもんじゃない。
若者6人のスイマーが何かお礼を表したいと、与那国から110kmを交代で泳ぎ切った!
また、台湾側も100人以上のスイマーが出迎えてくれたとの事です。
まあ、見方によってはくだらないかも知れません。
でも、こういう熱血は僕は大好きです。

そもそもですが。
与那国は何度も行っていますが、黒潮の潮流って、1~1.5㌩あるんです。
時速にすると、2~3km/h。ちょっとした川です。
与那国からだと、逆向きです。しかも、ハンマーヘッドもいるし、カツオノエボシもいる!
やばいとこなんですよ。
相模湾で泳ぐとか、そんなレベルじゃないんですよ、本当に。
その凄さ、僕は解ります。

台湾の方たちの、温かい気持ちも初めて知りましたし、それに答えようとする若者がいた。
そのことも初めて知りました。
ばかばかしい行動かも知れません。
でも、すごく素晴らしいと思います。

しかし、残念なのが、この事がもっと大々的にとりあげてくれよ!と。
今、ゆとり世代なんて言って、20代の子がいろいろ言われています。
でも僕たち、新人類なんて言われた世代よりも、凄い子も育っていると思います。
実際に箸にも棒にもかからない様な子が当社にも居ました。
もう、みんな厳しさに負けていないですが。ひとり、来年に成人式を受ける子を除いて。
でも、そいつの頑張りはこちらも頭が下がる思いです。
サッカーの今の世代もそう、ゴルフの石川プロもそう。
F1の小林選手もそう。

今の日本の若者に凄く期待してるし、逆に政治には本当にガッカリです。
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プロフィール
HN:
osanai
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/01/06
職業:
自営
趣味:
いろいろ
自己紹介:
お仕事とは別のプライベートな事、思った事、感じた事をツラツラっと書いていきます。
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