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厚木にある土建屋さんの社長のプライベートな日々
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最近やっと落ち着いてきた福島第1原発ですが・・
その後も、ネット上にあるマスコミには報道はされないが確実な情報を選んでみて、いろいろ考えてみました、
そこでは、いろいろ驚愕の事実があるんです。
今後、数度に渡って、その事実を書いてみます。
いずれにしろ、あんまり見ている人がいないのでびっくりする事を書いちゃいますよ!(笑)

まずは、原発のウソホントから(笑)
ちまたの一般論では、こうなっています。
天然ウラン鉱石っていうのから、鉄みたいなウランを採掘して、その核反応を利用し発電する。
燃えカスを六ヶ所村に持って行って、また燃料に再処理をしてまた使う。
そんな夢の様な発電システムだけど、放射能を出すので危険な面もある。
今回の地震で津波の被害を受け、大変な事になっている。
こんな感じですよね。

まず、ウランは天然の物質なんですが、その中で核分裂するウラン235ってのは、0.7%しかウランの中に無いんです。他はウラン238と言って、放射能は出すが、核反応はしない物質なんですね。
それをJCO(現在は輸入だけ)とかが3%くらいまで比率を高めると、発電所用の核燃料になるんです。
まあ、ジルコニウムという金属で包んだ直径数センチ程度の棒にします。長さは4mくらい。
建設業でいう鉄筋棒みたいな感じです。
それを数本、機械で炉心に挿入し、中性子をぶつける事により小さな核爆発を起こすんです。
ちなみに棒の中心部は2000℃!まわりにジルコニウムは200度程度。
要するにわずか数ミリでそこまで冷却が必要な訳です。
←ここ重要!!
ですので、水が高圧(超高速)で循環、冷却しているんです。
その水が蒸発する高圧の蒸気がタービンを回し、発電しているんです。
今回、「タービン建屋が・・」等と会見で言っているのは、炉心の隣にある発電施設の事なんですよ。

次に核反応が完了した燃料棒を取り出します。
これは、ウラン235の比率が下がっただけで、燃えてしまった訳ではありませんよォ!
残りはウラン238と、あの悪名高いプルトニウムです。
これを六ヶ所村等の再処理施設で残りのウラン235を取り出すのと、プルトニウムウラン238と、低濃度の放射線を出す残りカスに仕分けするんです。
ウラン235238のコンビはまた燃料棒になりますよね。
問題なのはプルトニウムの所在なんです。
実際には毒性が強烈な上に、臨界になり易い、取扱の非常に難しいこの物質は原水爆になる以外使い道がないんですね。
ちなみに他のミソカスは地中深く掘られた穴にドラム缶に詰められた上で埋められています。その再処理施設の地下で・・

北朝鮮は核爆弾持つぞ!って脅してますが、プルトニウム保有量はたったの5㌔だけ!
じゃあ、日本はというと38㌧(単位㌔だと38000)ですよ。
盗まれたり、それこそ攻撃されたら日本というか、世界が終っちゃうような量をこっそりと一応は厳重に保管しているんですね。


次回に続きます。
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1974/01/06
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