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ネット版の毎日新聞のサイトで、こんな記事がありました。
3部に渡ってですが、爆発する前日(地震の当日)からその当日までの動きを時系列で書いてありまして、なるほどと言った感じです。
ただし、他の新聞社でも同じような検証を出しています。
こちら
震災発生直後に原発ベント指示、東電動かず
初動遅れ、連鎖、情報共有、失敗 その1
初動遅れ、連鎖、情報共有、失敗 その2
はしょって要約しますと、管総理が視察(次の日の朝6時頃)に原発へ行かなかったら、東電の奴らはベントも明けなかったと言っている訳です。
ベントとは、原子炉内の圧力を逃がすための弁で、爆発した最大の原因が圧力による原子炉が崩壊、上部に溜まった水素が爆発ってことになっています。
水と溶けた燃料棒が反応すると、水素が出来るからなんですが。
しかし、どうも本当は違う感じで、すでに夜中から人力で作業をしていたみたいです。
ただし、絶対人数が津波で足りない上(原発にたどり着けない)、高濃度の放射線で一人数十秒しか作業出来ないんです。
更には、塩害で固着してなかなかバルブが動かない・・
そんな苦難に直面してたんですね。
これは真偽のほどは分かりませんが、総理が明日の朝くるから夜中にベント作業は中断した、なんてのもありました。
ただし、今日の参院での答弁でそこを突っ込まれ、苦しんでた所を見るとまんざらウソでは無いかも??
いろんな情報がありますが、ベントも1号機の建造当時はついて無く、日本側が後に改造してつけたとか。
更には、ベントを開放することにより高放射能に空気中にまき散らす事に躊躇したとか。
ギリギリの現場の判断などがあったのは本当でしょう。
ひとつだけ本当にベントを開けに従事した作業員の方々には頭が下がります。
今後の課題は保障もそうですが、原発政策や電力政策はどうするのか!
本当の日本の岐路はこれからだと思いますが、責任の所在ばかりではダメでしょうね。
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