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厚木にある土建屋さんの社長のプライベートな日々
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岩手県一関市にある、一関高専へ行ってきました。
岩手と言いましても、宮城県の県境をちょっと越えたところにある町です。

今回、何しに行ったかと言うと、高専へ求人を出すための相談をしに行ってきたのです。
なぜ、わざわざ出向いたのか。
それは、ある思惑があったからなんです。

僕は北海道出身というのは過去に書いた通りですが、地元の中学校を卒業後、1校目(汗)は釧路高専の建築学科だったのです!
そこで、1年後には学校を辞めるように諭されて辞める様になってしまうのですが・・(笑)
まったくお恥ずかしい話なのです。
そこで、中退後、たまたまTVにも良く出ていた北星学園余市高校という所に行き、卒業する訳ですが。

高専というのは5年制の国立の学校です。別に、少数ですが、私立・公立がありますが。
学科は工業系に特化しており、国立高専は国内に51校しかありません。
ですので、非常にレベルが高いのに、マイナーな存在です。
ちなみに、関東には少なくて、僕が住んでいる神奈川ではありません。
近くでは沼津高専がありますね・・

それはさて置き、今回の求人は、5年生向けではなくて、中退者に向け求人を出したいのだが、どうしたら良いのか分からなく、たまたまアポが取れ、話を聞いてくれると言ってくれた先生だったのです。
高専は5年を卒業するのは約8割。
残りは留年、退学を選びます。
入学時に40人いて、ストレートで卒業するのは、ザックリと32人くらい・・
他の学科(クラス)もありますから、年間学年では、毎年数人辞めていく学生がいるのです。
もちろん、僕もその一人なんですね。
そこで経験した事は、非常に胸に刻まれています。
当たり前ですが、3年経ていれば高卒ですが、そうでなければ中卒です。
高専に入る頭がありながら、卒業出来なければ、非常にみじめな人生体験をすることになります。

たまたま、僕の場合は別な高校を卒業できたし、なんだかんだで今はやりがいを持って生きています。
そんな人間は稀なのです。
知りあいの高専中退者は漁師でした。
北海道では、中卒で就ける仕事なんて決まっているのです。

その気持ちと体験から、毎年出る中退者を当社でなんとか雇用できないか。
そう思ったのが始まりです。
ただ、パイプが無いので、非常に困りました。
その中でたまたま話を聞いてくれる事になったのが、一関高専の菅野先生だったのです。
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プロフィール
HN:
osanai
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/01/06
職業:
自営
趣味:
いろいろ
自己紹介:
お仕事とは別のプライベートな事、思った事、感じた事をツラツラっと書いていきます。
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