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厚木にある土建屋さんの社長のプライベートな日々
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昨日、ニュースで盛んに40年後の人口動態の事を言ってました。

2050年には人口25%減、約6割の地点で人口が半減に 国交省長期展望
今の全国の人口が約1億2千万として、ザックリと9千万まで減ると。
更には北海道の半数以上の人が住むところが無人化するとあります。
これは、驚きです。

北海道は点々と数百人程度の集落があるのです。
こちらにも田舎にはありますが、その集落間の距離は10km~30kmと長いです(笑)
国道をしばらく走っていると急に商店が1店だけ在って、周りに何軒かの家と小さな学校と、みたいな。
それはそれで牧歌的な風景で大好きなのですが、過疎化が進んだ結果そんな所に住めなくなる上に、子供が居たら居たで、もっとちゃんとした教育が受けられる所に行かしたいというのが親でしょう。
ただ、石原都知事が離島の住民に言った言葉ではありませんが、1憶上げるから都市部に引っ越してくれると、予算も助かるなんてね。

問題は、コストの事はあるでしょう。
でも、人はどこに住んでも良いはずだし、住む以上は自治体がある程度最低限の権利を守ってあげることが守られない事なのでしょう。

田舎の問題は少子化の一端でしかありません。
今は60歳以上の金融資産が国民の総金融資産の70%を占めている現実がクローズアップされています。
ちなみに世帯数は4割程度との事です。
更に驚くのが、今や相続が発生する年齢(相続する側)は平均67歳!!!
年寄りが年寄りに相続している現実・・
う~む、これじゃ若い消費する世代に回る訳が無い(笑)

相続税をアップして、なるべく消費に回そうと思って国も躍起になってますが、いびつ過ぎですよね。
そこで、子に相続する時は80%くらいにして、孫に相続する時は40%程度にするとどうでしょうかね。
ひ孫には、非課税とか。
ただし、60歳未満で亡くなった人の相続は控除するとか柔軟さも必要ですよね。
相続税税率アップには基本的に賛成です。
武富士の創業者一家なんて、論外です。

どうせ税を取るなら、もう少し知恵を出して欲しい物です。
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今や自分のクビと引き換えに予算成立を与野党に迫っている総理ですが・・
予算が成立云々の前に、この法律が成立しないと、予算どころでは無い法律があります。

それは、『特例公債』という法律で、実は使い道の決まっていない赤字国債の発行は禁止されています。
ただし、時限的に1年間に限ってこの法律を成立させ赤字国債を発行しているのです。
ですので、毎年毎年法案成立したうえで予算を成立させているのですね。

ではどういう構図かなと考えると、こうなります。
野党の自民や公明が軒並み反対。何故ならば今解散総選挙して議席を取り返せるまたとないチャンス!
問題は、与党の民主の中で小沢問題で同一党内なのに違う会派として自分たちの上層部命令に従わない議員がいるんですね。

はっきり言って、もうどうでも良いわい!!

まあ、政権交代する前から知人にはこうなるだろうと話してました。
消去法で考えてみて無理でしょ!
前の自公連立が良い訳ではありませんが、最低限の事をしていたと思うんです。
はっきり言って民衆がマスコミの餌食であって、このマスコミに一般の方達がそろそろ気づかなければね!
中川財務大臣やら、ムネオ君やら、国益のために陰ながらの立役者は実際におりました。
前者は殺されたようなもんで、ムネオ君は今や犯罪者で収監中です。

政治家はお金がかかるので、皆さん叩けばホコリがでる体です。
国民も清濁併せ飲むという事をもう少し多めにみたらどうですか・・?
潔癖症の議員なんて、やる事なす事終わっています。
レンホウだって、管さんやら仙石さんやらももう終わってますよ。鳩山さんもですが。
ただただこの間にどれだけの国益を失ったのか?借金を増やしたのか?
その罪は大き過ぎです。

まあ、話を特例公債に戻すとですが。
予算はなんだかんだ成立しますよ。
成立しないと税収が予算の半分以下しかなく、その半分では国債の利子と公務員給与すら賄われない訳です。

以前も書きましたが、民主党政権になってから膨大な国債が発行されました。
そのツケはいつ、誰が払うのか。
それを考えると恐ろしいですね。

おかげさまで忙しいので、非常に嬉しいながらも、こういう時代なのかいろいろ考えさせられる出来事が多いです。
その中で、ふと思った事を書いちゃおうかな・・と。

何を思ったのかと言うと、お金の存在と人間関係なんです。
昔から言われてる事ですが、『不幸なお金持ちと、貧乏な幸せ者』
どっちが本当に幸せなのかという事です。
こんな逸話もあります。メキシコ人漁師とアメリカ人旅行者の話です。
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は 「そんなに長い時間じゃないよ」 と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」 と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」 と旅行者が聞くと、漁師は、 「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。 「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。 その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。 
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、 ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、 「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

要するに、必死にお金を稼いで得るものはこのメキシコ人漁師の日常だったという、お話なんですけどね。

いろんな話を聞いてへこんだと言う理由は、お金を追い求めて野望全開で人をあまり信用しない人が周りにやっぱり数人いて、その方達のやり方は今こういう時代にマッチしているのか、儲かっています。
それで僕達の周りにいる経営者は、そういうのを目の当たりにして、やっぱりそういうのも必要なのか・・と、感じちゃう事についてなんです。

村上ファンドが儲けて何が悪いと言っていましたが、僕とか、周りにいる素晴らしい先輩や後輩、友達はそうは思ってません。
悪銭身に付かず、じゃありませんがそんなお金に意味なんか無いと思います。
経営者は非常に孤高でいて孤独な存在です。だから、社長同志だといろんな話をします。
逆にいうと、そういう中でも信じあえる仲間というのは、かけがいの無いものだと感じているんですよね。

語弊が無い様に言うと、社内や社外には方便も必要です。もちろん、その数倍我慢もするんですが!
じゃないと裸の王様になってしまうからです。

僕は、今目の前にいる素晴らしい人達が僕の生きている結果だと思っています。間違いもあったはずだけど、結局それをちゃんと修正してきたんだなあ、なんて。
それがもし、つまらない人達だったら・・?
そういう人生を送ってきた、自分の人生の結果なのでしょうね。
昨日からニュースで盛んに日本のGDPが中国に抜かれ3位に転落と言っています。
でも、暦での2010年は3.9%の成長との事。
あまり悲観するのも何かな・・と思いましたが、どうでしょうか?

さてさて、そこで建設業の見通しはと考えましたが・・
お先真っ暗です!!
不安を通り越して笑っちゃいます。

と、言いますのも先日、建設業雇用管理者講習ってのを受けて来てある講師はこう言ってました。
「公共事業、建設民間投資、共に下げ止まりの様子でこれ以上下がると言う事は、建設業の崩壊のみならず維持管理も難しい」との事でした。
現に大雪降ると、除雪すらままらないと。お金があっても業者がいない、いても機械がない。
その悪循環に足を突っ込んでいるそうです。
ですが、地方の土建屋さんにはそういう固定費を減らすように指導もしているとの事・・
何かあった時の災害に対して、すでにギリギリらしく、各自治体も肝を冷やしているとも言ってました。

まあ、そうなのかな、とも思いましたが、いろんな資料を見ているとこれから更に地獄の釜が開く予感がひしひしと感じます。
このグラフ↓
gdphi.jpgcommentary_5_1.gif




左側が対GDP比の建設投資額で、右がその内の公共投資額です。
単純に左の建設投資に対し、その部分のアップが右です。
GDPはなんだかんだ言いながらバブル以降も維持している(成長はしていないが)のですが、建設投資は減るばかり!
以前に書いたかもですが、公共投資に至ってはピークの半分です。
その後にこのグラフ。他産業と建設業との賃金推移です。
03-01.gif
公共投資額がバブル以前に戻ったのですが、人数はあまり減っていない割には賃金も下がっていない・・
と言う事は、今後更に人件費が減る方向に調整されていく訳です。
他の産業に比べいろんな問題が内封されています。
重層構造で作業員の賃金が安く不安定で、更に供給過剰で競争は激しさを増すばかりでダンピングも横行。

経済は不思議な調整力を持っているもので、この調整(ある経済学者が神の手と呼んでる)が済むまでは阿鼻叫喚をもって下方修正していくのかと思うと寒さが増すこの頃です。
P2120147.JPGニセコ2

週末にニセコへ行ってきました。
実は僕自身はかなりのスキーマニアです。
高校生まではインスタラクターになりたくて、今で言うリゾートバイトをしていました。
当時の学校からニセコのある倶知安(厳密には違うけど)まで1時間ほどの距離でしたので、冬と春休みは某ホテルにバイトで雇ってもらい住み込みでやっていました。
そこではひらふの社員用シーズン券がもらえたので毎日滑ってましたね!
ただ、靭帯切断して以来やめてしまっていたのです・・

しかし数年前に何の気なしにスキーでもまたやるか・・と始めてみると昔並みには体がなんとか覚えているもので、その楽しさにはまってしまったのでした。

今回はパウダーを求めて頂上までハイクして登ってみました。
板はパウダーも滑れる、オールマイティタイプで、これがまたゲレンデだろうが、深雪だろうが調子がいい!
バックカントリーの道具は持っていますが今回は普通にゲレンデ並みの装備です。
ですが、ニセコの場合はルールを守っていれば気軽に体験可能です。
なので、皆さんゲレンデの延長で滑ってますね。
その場合はもちろん自己責任ですが。
ただ、あまり奥まで行かないようにしたら、すぐに戻れる範囲内なので、危険は少ないです。

写真の左は頂上のおそらく看板です。
右の写真は上からハイクする人たちの列を撮りました。
こんな感じで蟻んこさながらです・・

P2120148.JPGP2120150.JPG





この写真、左側は羊蹄山でゲレンデ側を見ています。
右のは、逆に北側で、奥に見えるのは日本海で積丹半島の横あたりです。
風は強いですが、絶景です。
本当に装備を用意してバックカントリーをする方はこの北側を滑ったりします。
いつかはやってみたいです!!

雪山は本当に甘くは無いですが、とても自然と自分しかいない空間が最高です。
実は登山はしないのですが、出来るだけ経験を積んだりしていろんな所を滑ってみたいです。

今回のコンディションは風が強くて硬く、なかなかパウダーとはいきませんでしたが、次回は1月に来てハイクをして深雪のオーバーヘッドパウダーを満喫したいです。
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プロフィール
HN:
osanai
年齢:
51
性別:
男性
誕生日:
1974/01/06
職業:
自営
趣味:
いろいろ
自己紹介:
お仕事とは別のプライベートな事、思った事、感じた事をツラツラっと書いていきます。
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