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厚木にある土建屋さんの社長のプライベートな日々
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日本の格付け、1段階下げへ S&P
http://www.asahi.com/business/update/0127/
TKY201101270331.html


こんな感じで書いています。
『スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、日本の国債格付けを「AA」から「AAマイナス」に1段階引き下げたと発表した。「民主党政権には債務問題に対する一貫した戦略が欠けている」とし、大規模な財政再建策がとられない限り、日本の財政赤字が今後も悪化していくことを理由に挙げた。 』

なるほど、財政赤字だから格付けを下げたよ、と。
でも、リーマンショックの元凶になったサブプライムローン問題を引き起こしたのは、格付け会社でもあることを忘れてはいけません。
債権がジャンクなのを知っていながら、切り貼りして証券化したのをAAAなんかに格付けしていたんですから!
お金をもらって格付けするんですから、当然ですよね。
そんな会社であり、普通の法人なのです。
ですので、何か意図があるのか、もしくは後追いかどちらかの発想しかありません・・

では、日本の財政はまだ安心なのか?
こういう意見もあります。
『バブル崩壊以降、政府の負債が増えると同時に、家計の資産が増えてしまっています。
 デフレから脱却できないため、政府が景気対策を打ち、支出をしても、それがそのまま家計の資産(主に現預金)として滞留し、銀行の預金残高が増え、相変わらず貸付先がないため過剰貯蓄問題が解決せず、デフレが続き、政府が国債を発行し、銀行が喜んで(低金利で)金を政府に貸し(=国債を買い)、政府が景気対策を打ち、支出をしても、それが・・・・
 という、バカバカしい循環が発生していることがわかります。』

これは、三橋さんという最近目立っている評論家の方のブログからの引用です。
ある一点では、そうでしょう。
でも、問題は国の発行した国債が未達(売れ残った時)です。
予算が成立しない・・
恐ろしいですね。
おそらく、銀行、日銀、主要法人に対し、お達しをして買ってもらうのでしょうが、それはせいぜい2・3回でしょう。
その後の崩落は阿鼻叫喚だってのは、丸分かりですよね?
その瞬間はいつなのか?
本当に来るのか?

来ない可能性の方が高いと思います。
少なくともあと5年は!

今は、そうなってしまえば連鎖ところか、資本主義が終わってしまいます。
対外国外債務が世界最大なんですから!!
借金も最大、貸してるお金も最大・・
なんか銀行みたい。そうなんです、世界の銀行っていうか、サイフです・・

今後はどうなるのでしょう?
判っているのは、すでに歴史にない所にまで足を突っ込んでいる未知の領域に入ってしまっている事ですよね。
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水産庁:漁業者4社処分 仕事無くなると悲鳴
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110127
k0000m040064000c.html


と、まあこんな記事がありました。
場所がわからない人用に釧路港の位置です
↓ココ
kushiro


記事にはこうありますね。
1隻あたりの水揚げは2億円。流通・加工まで含めると影響は大きいとのことです。
記事的にはある地方のローカルニュースの枠だと思いますが、地元でいろいろ知っているだけに根が深い気がします!

端的に見て、操業している水産業者がロシアに賄賂を支払って国同士が決めた漁獲高の制限を見逃してもらっていたということです。
ここだけ見れば、賄賂払って見逃してもらったんだから、あきらかに業者が悪いし罰せられるのもいたしかたないだろう、とこういう話になりますよね。

地元を知っている僕が違った視点でみると、まず問題は日本という国は完全に内弁慶な事にすごく腹が立ちます!
尖閣問題然り、この問題も然り。
すくなくとも、外交で北方領土問題を解決する気が更々無い事がここからわかります。
ロシア側の言いつけを100%守っているのですから!

国がやってくれないが、自分たちで交渉したら応じてくれた・・ただ違法操業だ。困った。となりますわね、普通。
でも今はもう国は交渉どころか農業の様に漁業を守ってはくれません。
ですので、彼らは食うために必死です。
ロシアが主張する区域内での操業が許されるのあれば日本の法律なんて何をいわんやです。

釧路は自然がいっぱいですが、産業は漁業が主です。
公共事業は除雪すらままならないほどの予算です。
生活保護受給者は全世帯数の25%以上!驚きです。
まあ、これは北海道民にありがちな安易な保護需給も含まれてはいますが。でも驚きの数字です。
当社でも道東の漁師出身の作業員がいますが、とにかく仕事が無いとのこと・・
漁師でも船に乗れる勝ち組とそうではない下っ端と生活格差が半端ではないそうです。

今僕が住んでいる神奈川県はなんだかんだ言ってそんな様子は見えないです。
でも、同じ日本でマイノリティ中のマイノリティである道東に住む住人はとても貧乏です。

これからもいろんな産業が衰退する中、北海道の端っこの人たちはどうしたら良いのか?
あるのはすばらしい自然だけ。もちろん、大事です。
ただし、自然は厳しい面もあります。
こと、公共事業か漁業か酪農かなんてしか選択肢がない地域・・
彼らは何を考えていけば良いのでしょうか?
非常に難しい問題です。
今日はある冊子を見ていて、ピークオイルの話が載っていました。
ピークオイルとは、1971年から約50年後に生産量がピークを迎えるという、ある科学者が発表した古い学説が元になっています。
そこでですが、去年にIEA(国際エネルギー機関)が発表した、2006年に記録した日量7000万バレルを超える事は無いとの発表があったそうです。
ピークオイルとの説はちょっとギャップがありますが、今後生産量は新しい技術、油田の発見を見越しても増える事は無いそうです・・

これを見て恐ろしくなりました。

見越して考えると、発展途上国の需要増に供給が追い付かないのです!!

今後先進国は経済発展が見込めない説も発表されています。
これを、ニューノーマルといいますが、いわゆる先進国は低成長(ほぼ横ばい)を続け、経済発展はほぼ無くて、その上で資材高騰の煽りを受け、先進国住民の生活が相対的に苦しくなっていくとの見解なのです。

つい2年前くらいの燃料高騰がおそらく数年後に起こります。
その次は食糧なんです。
先物市場では、小麦、コーヒーは数年前の数割増しになっています。

燃料・食料・資材の高騰と、経済の低成長・・

今後、日本を含め先進国がぶち当たる現実は戦後のツケをたっぷり払う時期に突入するのでしょうか?
ただし、それを利用して儲けようとしている、欧米の投資銀行はその無責任を発揮しながら、ハイエナの様に儲けだけを追求するのか、そしてそれが出来るのか。

すでに歴史にない所まで人類は踏み込んでしまっています。

日本を鑑みると・・
数年前には、たぶん昭和30年くらいの生活規模になるだろうな、とは思ってましたが、現実は戦前くらいまで先祖返りしそうです。
国防もしかり。
もったいないを武器に、最先端テクを行使し、どこまで再生技術で工業がいけるのかが今後の日本の課題でしょう。
資源を得る競争はすでに中国・アメリカに戦略・資金ともに負けています。
再生資源と、農業・水の国内供給完全化が命題でしょうね。水は平気かもですが・・農業はどうでしょう。
外食産業も捨てる消費から、いろいろ考えなきゃいけないでしょう。

でも逆に日本人の叡智はここの底辺から発揮していく希望を僕は持っています。
不況また好し!の精神です。
考え抜いて考え抜いて、日本人として世界で行き抜いていけるはずです!
hinata
土曜日から日曜にかけて、慌ただしくいろんな方達と合っていました。

土曜には泊まりで尖閣諸島問題で今をときめく与那国島から、金城船長が所用で来られていまして、伊豆まで同行しました。
瑞宝丸
http://www.zuihoumaru.com/
沖縄で釣りでお世話になっているのが、この瑞宝丸です!
船長はまんま沖縄の良い人なんですよ~
今頃、石垣でゴルフの最中でしょうか?

明けて日曜に羽田までお送りした夜に、久しぶりに日菜太選手とご飯食べました。
1週間後にディファ有明で試合がある日菜太選手は今週から減量との事。
いろいろ話を聞き、こちらも力をもらいました!

来週は午前に市議会議員の賀詞交換会がありますが、そのあと試合会場に駆け付けるつもりです。

今年はK-1maxがあるかどうかも分かりませんが、あるなら絶対にワールドチャンピオンになる!!との意気込みでした!
応援しているこちらもメラメラ燃えますよね!

興味がある方は行ってみてください。
応援もお願いします!!

ちなみに昨日の料理が日菜太のブログにUPされています(笑)
日菜太ブログ
http://ameblo.jp/hinata-watanabe/
本日成人の日という事で。
新成人の皆さま、おめでとうございます!
今後の日本を支える方が出てくる事に期待です。


さてさて現在、少子化が最もコアな経済の問題になりつつありますが、そこでちょっと最近気づいた事がありました。
これが下の図なのですが、『日本人一人当たりの実質GDPの推移グラフ』です。

[世] [画像] - 日本の一人当たりの実質GDPの推移(1980~2010年)

これで、むっ!と思ったのが、なんだかんだでバブル以降もGDPはリーマンショックまで伸び続けている事実なんです。
なんだかんだで、皆さんの生産における金額ベースでは上がっているのです。
ざっと見で1.2倍くらいありますか。
その割に不況だ、デフレだと騒ぎ過ぎの様な気が・・

当たり前ですよね、逆に国民所得は減っているのですから!!
更にはむしろですが、企業内の内部留保と、上場企業の利益が過去最高を更新中です。
という事は、法人は借金を減らして貯金を殖やし、人件費という名の皆(従業員)への配分を減らしていると。
それがこのグラフから読み取れます。

ちょっと探しても無かったのですが、毎年賃金と実質GDPの率が乖離していってる状況は日本だけであり、これは日本の少子化の問題に直結しているとの事です。

僕も零細企業ながら一応社長さんのはしくれとして考えました。
どうなるのか分からない不安感と、金融への対応として、会社の借金は極力減らしたいです。
これはどの社長さんでも同じだと思います。
儲かっている企業でもです。そういう時代なのですから。
でも、人件費を抑制して法人が内部留保を高めて出し惜しみして配分をしっかりしないという事は、デフレが無くならないまま、少子化で人口減へ突入すると言う事なんです。

今年法人税を減税しましたが、それこそ経団連に属している数%の企業のためだけで、残り90%以上の中小零細はあまり関係ありません。
それで消費税だけ増やし、更にはバラマキは継続では、知恵が無さ過ぎですし、以前書いたと思いますが、ここ2年の国債発行の額は異常ですね。
完全にツケが後回しになるのは確実です。

がんばって儲け、うちの従業員には業界最高単価維持でいきたいと思います。
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プロフィール
HN:
osanai
年齢:
51
性別:
男性
誕生日:
1974/01/06
職業:
自営
趣味:
いろいろ
自己紹介:
お仕事とは別のプライベートな事、思った事、感じた事をツラツラっと書いていきます。
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