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厚木にある土建屋さんの社長のプライベートな日々
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『国の借金908兆円・・』
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010111000618

上の記事ですが。
一応、公共工事で食べている身でですので、こういう記事にはよく目が止まります。
こうありますね。

借金のうち、普通国債は6月末比8兆614億円増の613兆8134億円、特殊法人などへの貸し付け原資となる財投債は5388億円減の123兆2799億円。国債全体では7兆4794億円増の741兆2878億円となった。

要するに、国債の発行額がふくらみましたよ、と。

これについての一般論は、国債減らさないと増税になる・・とか、日本が破綻する・・とかなんですが。
今はいろんな論調がありますが、僕の解釈ではこうかな?と思います。

まず、日銀がお金を発行することは、銀行が日銀に借金している事になるんです。いわゆる経理上の話なんですけど。
これにはほとんど利子がつかない、ゼロ金利政策ってのが適用されていて、この資金は銀行をとおして市井に回したい訳です。銀行はその資金で国債を買うと。買って利益を出す。わずかな鞘なんですが、これがもっとも安全で、おそらくある一定の買取の指導もあるのでしょう。誰も損しない。これは国民も損しないんです。

今は直接、日銀の国債買取オペも実施されていますが、円を超円高の今、ある程度発行を増やしていくしかないはずです。
そして、ドルを介入などで買い捲り、円を擁護しながらも米国債を買い捲ると。
これで、アメリカも損がない。
滅茶苦茶ある、対外黒字(ドルがほとんど)は募り募るのですが、また円安ドル高で出していくのでまずは懐においておくしかありません。

そのバランスはおそらく非常に難しいのですが、財務省はある程度コントロールできていると思います。

マスコミが揶揄しすぎというか、騒ぎすぎですよね、悲観論で。
財務省も増税したい意図があるから、好都合なのでしょう。
政府もある程度、地方の公務員給与等のものは削減したいと思ってるみたいだし。

今は、円高不況ではなく需要不足なのに、資金だけはだぶついている状況なのです。
なので、ある程度政府が需要(この場合お金をばら撒くか、仕事を作る)を作ってあげないと駄目なので実行しているだけです。何が駄目かというと、内需企業が駄目になるわけです。

今、上場企業でグローバルな会社はいろんな国の安くなった同業を吸収しまくっています。
これしかない!今は強い円で買いまくるしかないんです、そもそも使い道が。
その各国の会社を通し、ジャパン製品を売る、もしくは日本へ現地の製品を売る。
こうだと思います。

それでどうなるかはおそらく世界恐慌に突入なのでしょう。
歴史が証明しています。
インフレで借金が相殺され、また壊れた経済から需要が生まれるのでしょう。

FRB、日銀、中国の中央銀行(名は知りません)、その中で絵図があるのか、微妙なバランスなのか。

そこが一番気になります。
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